スポンサーサイト真夏の夜に(完結編!)

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2011-08-22



暗がりの水辺の林で、ひと時子供達と“カブトムシ捕獲ミッション”を終えた部隊は、次なる任務へと並遂した。


2,3人づつの小隊で真っ暗な渓流を遡上していくのだ。




すっかり日が落ちた渓流とはいえ、八月中旬の夜は未だ蒸し暑い。。


それに加えてウェーダーで武装しているのだから、そのムンムン度数はたまらない。




「おらんよのぉ...」




迸る汗を拭いながら、ついつい弱音がもれる...隊員に疲労と焦りがみえ始めたその時...



隊長H氏のライトが、水中の一点を指して止まった!




「やっぱりここにおったか...やっと見つけたわぃ!」



3154.jpg





「んっ??どこにおるんっすか??」


初めてこのミッションに参加した新兵のボクは、1mほどの近くに寄って“ヤツ”を照らされても、まだわからなかった。。



ゆっくりと動いているかと思った、次の瞬間!


4110.jpg


ゲゲッ!!ヤツは目にも止まらぬ速さで小魚に食いついたのだった!!







はい正解!ヤツとは・・・オオサンショウウオ!だったのでした~!



ここら近辺は、国の特別天然記念物である“オオサンショウウオ”の生息域になっていて、その生体がとても

多いといわれているのです。

ちなみにここらでは“ハンザケ”と呼ばれていて、この呼び名の方がポピュラーです。


この日は近所の川で年に数回開催されている“ハンザケウォッチング”の日。


普段なら、「町の人口よりもハンザケの数の方が多い...」ともいわれるほどなので、簡単に見つかると思いきや

この夏の晴天続きで水位も低く、この夜は少々苦戦を強いられたのでした。


それでも1時間あまりの渓流散策で2匹(2頭?)の生体を発見!


0127.jpg


0252.jpg


見るからに“グロい!”ですね~。。

でもじっと見ていると、愛嬌もあって可愛らしく思えてくる...のはボクだけでしょうか。。(笑)


大きい方は体長70cm弱で約22才くらいの♂、小さい方は体長40cm程の6,7才で、こちらも♂だそうです。

(学芸員さんはお尻の穴の形状で性別を判定されていました。)



勿論、国の特別天然記念物ですし、勝手に捕獲したりしてはいけません。トーゼン、食ってもダメです!

この日は許可を取っての観察会です。


身体検査と記念写真を撮った後、また発見場所の渓流へ放流しました。



太古の昔から、ほとんどその姿を進化させることなく生き延びてきた「生きた化石」...

いったい何歳くらいまで生きるのでしょうか。。





一瞬の喧騒のあと、深山の渓流は再び何事もなかったかのように静寂さを取り戻し、

再びカジカ蛙の鳴き声に包まれるだけでした。。


2449.jpg


1605.jpg     2249.jpg
 
 

   -完-






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